資産運用の開始

資産運用のやり方を考え始めたのは40歳ぐらいのとき。

それまで何も運用していなかったわけではなくて、新卒で勤め始めて以来、従業員持株会や財形貯蓄、天引き設定の定期預金などを20年近く放置状態で継続していたこともあって、それなりの金額になっておりました。

とはいえリタイヤできるほどの金額ではないので、人生の折り返し点を迎えて、
・そろそろ持ち家にしよう
・ついでに自社株に偏りすぎた資産をリスク分散したい
といったことを考え始めたわけです。これがだいたい2005年ぐらいのこと。 

マンション購入を決めたのが2006年で、住宅ローン返済+管理費・駐車場+固定資産税の合計がそれまでの家賃負担と同じぐらいになるようにしたうえで、60歳までに返済が終わるように逆算して、固定金利で住宅ローンを設定しました。

自社株をいったんすべて売却し、新居に引っ越したのは2007年でしたが、このときの失敗が、所得制限に引っかかって住宅ローン控除が適用できなかったことでした。キャピタルゲインも所得なので給与所得と合算して上限を超えると申請できないんですね。2006年中に売却してればよかった。

残りの現金は8割ぐらいを海外ETFに投資し(4:4:2の比率でIVV:EFA;EEMに)、残りについては投資信託の積み立て設定にしたり個別株式にも少し投資して、だいたいアセットアロケーションを移し終わったところでリーマンショックがやってきたわけです。