運用状況と今後の方針

この状況でリーマンショックになったわけですから、それはもう大変な損失状況です。とはいえ、それはすべてキャッシュポジションにしていたときとの比較であって、自社株オンリーのときと比べればボラティリティもまだマシというもの。


投資信託の積み立てを続けつつ個別株をイジっていて、ちょっと戻ってきたかなと思ったらユーロ危機やら東日本大震災やら、というのがここまでの状況です。


今年の方針としては、だいたい次の方向で考えてます。

(1)投資信託から海外ETFへのスイッチ
積み立て設定進めていたキャッシュから投資信託への切り替えがだいたい終わったので、投資信託から海外ETFに切り替えます。

(2)海外ETFのリバランス
IVV、EFA、EEMのうち、ユーロ危機と東日本大震災の影響をまともに受けたのがEFAです。いつものリバランスだと構成比率の高くなった銘柄を売って低くなった銘柄を買うのですが、そろそろ面倒になってきたので(1)とあわせてバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)への乗換えを検討します。

(3)個別株式と自社株、財形貯蓄の整理
残りの細かい作業としては、個別株式のポジション縮小と持株会で購入した自社株、それに財形貯蓄の整理があります。毎月の給料からの積み立ては主に自社株と財形で続けています。その理由は、持株会では10%(購入時のみ)、財形では3%(初年のみ)の補助が会社から出ているから。2年目以降置いていてもそれほどメリットはないので、ある程度まとまったところで、株式を証券口座に移して売却し、財形も引き出して資産運用の口座に回します。

というわけで、運用方法やリスクの大きさはほとんど変わらない作業でありますが、粛々と進めていきます。