2008年02月17日

国内株式追加とFXポジション解消

1月は国内株式が大きく下落し、投資を再開した個別銘柄も含み損状態になってしまいましたが、1/22に数銘柄追加投資を行いました。これが当面の底値だったようで、全体的な損益はだいぶ改善してきました。

為替はキツい下りジェットコースター状態が続きました。もともと長期でポジション継続は考えていなかったので、2/14にFXはすべてのポジションを解消して撤退。売買手数料を引いても少しだけ利益になりました。スリルの割には得るものは少なかったですが、入りどころを間違えたのは確かなので、損失なく撤退できたのでよしとしておきます。

2008年01月14日

2008年の活動開始

年が明けても先行きの不透明感は相変わらずですが、年末年始の急激な円高株安でポートフォリオもかなり痛みました。とはいっても許容リスクの範囲内なので、海外ETFへの追加投資を粛々と投資を進めていこうと思います。とりあえず、年度末までのTo Doリストをまとめてみると、
・確定申告(住宅ローン控除・国内株式取引の損益通算・海外ETFの分配金)
・海外ETFへの追加投資(3月終了見込み)
・海外ETF分配金の再投資
・毎月積み立てている投資信託と401Kのリバランス実施(3月予定)
といったところがマスト項目です。これ以外に、
・海外ETF以外の投資(投機か?)再開(国内株式とFX)
・財形貯蓄/従業員持株会の見直し
あたりも考えておこう、というのが年初の計画です。

けっこうありますね。

確定申告の準備

基本的にはすべて源泉徴収済みなので、そのままでも申告漏れにはならないはずですが、株式譲渡所得の損益通算や住宅ローン控除で多少の還付が見込めそうなので、今年は確定申告する予定です。とりあえず、確定申告の前に状況を整理してみました。

株式の所得税・住民税
昨年は、15年以上積み立てた従業員持株会からほとんどの株式を引き出して売却しました。長年のドルコスト平均法の結果、利益に対する含み益が溜まっていますので、課税金額も相当なものです。こちらの取引は野村證券の特定口座で行ったため、すべて源泉徴収済みです。

マンション購入の頭金を除いた残りで投資活動を始めましたが、海外ETFや投資信託は購入だけで売却なし。為替やFXの取引も、FXは若干のマイナスでポジションを閉じたので課税所得はありません。残りは、イー・トレード証券で行った国内株式の取引ですが、こちらのほうは投資金額に対してひとケタ%の損失を昨年中に確定させたので、野村證券の特定口座で源泉徴収された金額から損益通算ができるはずです。損失の1割ぐらいが還付されるというところでしょうか。

三位一体改革(税源委譲)で住宅ローン控除が激減!?

住宅ローン控除については、10年のパターンをだと5年目までローン残高の1%、6~10年目に0.5%が所得税から控除される、と理解していました(2007年入居のケース)。ところが、調べてみるともっと複雑な状況になっているようです。いわゆる三位一体の改革で所得税から住民税に税源委譲された結果、控除対象となる所得税額が減って住民税が増えたため、住宅ローン控除のメリットが大幅に減ってしまうケースがあるようです。

国土交通省の試算だと、年収500万円・借入2250万円、夫婦+子供2人のケースで、三位一体改革(税源委譲)の前には10年間の合計で123.3万円の控除だったのが、税源委譲後に現行制度を選択すると72万円まで減ってしまいます。

その影響を緩和するために特例措置が設けられていますが、こちらは控除期間を15年にして、10年めまではローン残高の0.6%、11~15年目を0.4%の控除とするものです。上記のケースでは、特例措置を選択すると、控除額は103.6万円になるそうです。

http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/19zeisei/19zeiseigaiyou.pdf

自分の場合はまだ独身で、母親を扶養しているだけなので、現在のところ所得税額が住宅ローン控除(10年パターン)を上回っています。ざっと計算してみましたが、このままの状態なら現行制度のほうが控除額は大きくなります。しかし、
・5年以内に結婚して子供ができたりして扶養家族が増える
・失業/転職で収入が激減する
といったパターンだと控除額が減ってしまう可能性があります。前者は悪いことではないですが、後者のパターンは困るなぁ、というのが正直なところです。基本的には現行制度(10年)を選択する方向で、確定申告の準備を進めるつもりです。

海外ETFへの追加投資と分配金再投資

すでに昨年中にドルMMFに換えてあるので、為替についてはあまり考えずに(既に手遅れともいう)1~3月の3回に分けて海外ETFを購入する予定でしたが、1月分については1/4に実施してしまいました。残り2回についてはペースを守って投資するか、株安だと判断した時点で一括投資するか、という状況ですが、どちらにしろ予定の90%は完了しているので大勢には影響なさそうですね。

EFA、EEM、IVVの分配金は年が明けてから入金されました。楽天証券とイー・トレード証券の両方で海外ETF投資を行っていますが、楽天証券は口座に反映されるのが夜中なので、実質的にはイー・トレード証券のほうが2日早い感じです。

イー・トレード証券の場合はドル建ての分配金に対して、現地での課税10%を控除し、当日の為替レートで換算した国内の税金が10%控除されます。これに対して、楽天証券では現地課税10%を控除してから円に転換され、国内課税10%が控除されます。今回のケースでは、イー・トレード証券では1ドル109.2円で換算した課税が行われているのに対して、楽天証券での為替レートは1ドル108.25円でした。たまたまタイミングが悪かったのかもしれませんが、楽天証券のほうがずいぶん円高で転換されたような印象です。

再投資については、イー・トレード証券での海外ETF投資は継続中なので、そのままドルMMFにしました。楽天証券の口座では、前回IVVの分配金で購入した三井住友・グローバル好配当株式オープン(世界の豆の木)がずいぶん値下がりしているので、IVVの分配金はこちらの追加購入に回しました。EFA/EEMの分配金については、楽天証券で投信積立が始まったら積立購入にしようと思います。

国内株式とFXを再開

海外ETFを中心としたポートフォリオへの移行も目処がつきましたので、国内株式への投資を再開しました。昨年10月にほとんどポジションを解消してからですから3ヶ月ぶり、ということになります。

先行きの不透明感は相変わらずなので、配当利回りが2%以上ありそうなグロース銘柄ということで、トヨタ、武田薬品工業、キヤノン、東京電力の4銘柄を最小単位で購入しました。しかし、まだまだ下がりそうなので、もう少し銘柄数を増やす方向で追加投資しようと思います。

FXもイー・トレード証券を利用していますが、昨年中に海外ETF取引に必要なドルはすべて現引きしてしまいました。残りは現引きするほどの金額ではないし、証券口座に戻すのもなんなので、1/4のユーロ円160円割れをきっかけにポジションを立てました。

といってもドル円/ユーロ円に集中するのも不安なので、米ドル×3、ユーロ×2、ポンド・豪ドル・ニュージーランドドル各1と適当に分散してます。

2007年12月27日

EFAとEEMの分配金

12/24にはEFAが急落しましたが、何のことはない分配権利落ちだったようです。気になる分配金は、1口あたり約2ドルになるようです。

www.ishares.comのDistribution History(EFA)

IVVやEEMが150ドル前後なのに対して、EFAは80ドル前後ですから、IVVとEFAに等金額投資していても、株数はEFAのほうが多いわけで、予想していたよりまとまった金額になりそうです。

EEMのほうも見てみました。こちらは1口あたり1.94679ドルです。

www.ishares.comのDistribution History(EEM)

損得としては課税面で不利になるので、分配しないで再投資してもらったほうが長期投資にはありがたいのですが、それでももらえるとなればうれしいものです。自分で自分にクリスマスプレゼント(入金時期によってはお年玉かも)をあげているようなものでしょうか(もちろん税金を差し引かれたうえで、ですが)。

口座に反映されるのが何日になるかわかりませんが、10月のIVVの分配金では、(為替の関係か)楽天よりもイー・トレード証券のほうが数日早く反映されていました。

それにしても、米国と日本の両方で課税されたり、それを避けるために確定申告しても雑所得扱いになってしまうなど、海外ETF(株式も)の課税体系はなんとかしてほしいものですね。

2007年12月17日

今週の運用状況

これまではドル円が上がると日米とも株価が上がることが多かったのですが、今週はドル円は113円台まで戻ったものの、株式市場はどちらも軟調な動きでした。

金曜日には海外ETFの追加投資を実施しました。結局金曜日は安値引けだったので、海外ETFのポジションは円建てではちょっぴり元本割れになってしまいましたが、円安のぶんだけ影響は限定的です。これで、海外ETF投資は予定の85%まで進みました。

ここのところ海外ETFへの投資を進めながら国内株式とFXのポジションを縮小してきたので、キャッシュポジションが大きくなってきました。住信SBIネット銀行に口座を開設したので、さっそく1%の優遇金利がついていて、「豆の木」とキャピタルの赤字分はこちらでカバーできました。4月からここまでの投資してきて、国内株式(個別銘柄・投信とも)の損失だけが残ってます。

年金記録論議の不毛

日曜になると、あちこちのテレビ番組で年金記録の問題が議論されていますが、見ているとどうにも空しくなってしまいます。その理由は、
・資料の保存状態を考えれば、記録の照合と復元には莫大なコストがかかる
・どれだけコストをかけて記録を復元しても年金原資は減少するだけ
・年金原資の不足分(隠れ債務)は数百兆円(『超整理日記』によれば約800兆円)にもなる
ということです。

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2007年12月16日

キャピタル世界株式ファンドの運用状況

ひさしぶりに キャピタルインターナショナルのサイトを見てみたら、月次レポートがアップされていました。目論見書ではいまひとつわからなかった国別や業種別の組み入れ比率をチェックできました。

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2007年12月12日

iShares MSCI KOKUSAI (TOK)がNYSEArcaに上場

普段参考にさせていただいているブログでも既に報じられておりますが、MSCI KOKUSAI連動ETFがNYSEArcaに上場されます。

ということで、どうやら海外ETFに関しては既に東証は問題外の存在になってしまったようです。レースで例えればスターティンググリッドに並べず、(エキゾチックな投資クラスで)どうにか周回遅れでピットスタートしてみたものの、エンジン不調でどんどん取り残されていくようなものでしょうか。

だからといって、東証を含む日本の金融業界(と国内上場企業)に同情する気にはなれません。国際的に比較して著しく低いリスクプレミアム、不十分な情報開示(粉飾決算)、株主軽視の経営(エージェンシーコスト)、問題企業の放置、インデックスの欠陥(日経平均の算出方法と銘柄入れ替え)、投資家から手数料を巻き上げるのが目的としか思えない販売方法と、これまでインデックス投資家を育ててこなかったツケが回ってきた、ということではないでしょうか。

さっそく楽天証券でもTOKの取り扱いの開始を決めています。TOK1本で日本以外の先進国株式全体に投資できるということは、比較的少ない金額でも手数料コストが少なくなりますので、ボーナス時の投資や分配金の再投資でも有効に使えそうですね。

以下のエントリーを(いつものように)参考にさせていただきました。

ホンネの資産運用セミナー

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー

カン・チュンドの 投資のゴマはこう開け!

VMaxの投資のブログ

あ、ところでNYSEArcaといえば、IVVやEFA、EEMといったETFがNYSEからNYSEArcaに指定換えになっています。通常の取引やチャート表示には問題ないのですが、その影響なのか、左サイドバーに入れているYahoo!のブログパーツでは表示されなくなってしまいました。なぜだかS&P500インデックスも表示されません。お見苦しいですが、しばらくご容赦ください。

2007年12月09日

イー・トレード証券の投信積立が充実

低コストのバランスファンド『スゴ6』を登場させたイー・トレード証券ですが、『スゴ6』を構成する各投信の金額買付にも対応したものの、個別の投信は自動積立に対応していないのがいまひとつ、と思っていました。ところが、12/10からの積立買付サービス拡充で、インデックス型投信のラインアップが大幅に充実しました。積立買付サービスに追加された投資信託は下記の11本です(※=インデックスファンド)。

ファンド名(税込み手数料)

■国内株式クラス
三菱UFJ-トピックスオープン(0%)※
日興-インデックスファンドTSP(0%)※

■国内債券クラス
PRU国内債券マーケット・パフォーマー(0%)※
大和住銀-エス・ビー・日本債券ファンド(0%)

■海外株式クラス
SSGA-外国株式インデックス・オープン(0%)※

■海外債券クラス
PRU海外債券マーケット・パフォーマー(0%)※
MHAM-グローバルアクティブオープン(0%)
三菱UFJ-世界国債インデックスファンド(毎月分配型)(0%)※

■新興国
新生-フラトン・VPICファンド(2.10%)
HSBCブラジルオープン(3.15%)

■コモディティ
損保ジャパン-DBLCIコモディティ6(1.05%)※
「ドイツ銀行グループ商品指数が表す商品市況の中長期的な動きを概ね捉える投資成果を目指す」となっています
 
今回追加された投信を見てみると、ノーロードのインデックスファンドの充実が一目瞭然です。これでようやく、イー・トレード証券だけでもインデックス投信の積立と海外ETFへのリレー投資が可能になりました。投信積立のラインアップは、年内に22本追加して60本に、2月にはさらに40本追加されるということなので、期待しましょう。

楽天証券の投信スーパーステーションに続いて、梅屋敷さんが指摘していたとおり、インデックスファンドのサービス競争が本格的に始まったようです。

最近の投資状況

107円台前半まで円高が進んだときにはほとんどのポジションがマイナスになりましたが、週末は111円台に戻したので、全体ではだいたいトントンのところで収まっています。

海外ETF(IVV:EFA:EEM=4:4:2の割合)への投資は、為替の評価損で一時はマイナスになりましたが、1ドル111円台であれば円建てでもプラス。4月からドルコスト平均法で投資している各インデックスのうち、海外株式投信は4.5%程度のマイナスでしたから、投資タイミングを考えたり指値注文をしたりといった手間が報われたと思いたいところですが、実際のところはその効果は(あったとしても)ほとんど誤差の範囲で、プラス要因の多くはEEMの上昇によるものです。

他の資産クラスでは、この円高状況にもかかわらず海外債券インデックス投信がほんの少しプラスになりました。シティグループの債券インデックスではユーロの比率が高いのと、債券価格の上昇や金利の効果もあって、思っていたよりもずっと安定しています。

国内株式クラスでは、ポジション縮小に伴う損失確定分はそのままで、TOPIXインデックス投信や個別銘柄も少しだけ戻してきました。こちらは11月にTOPIX連動ETF(1306)を少し買い増したため、含み損はやや減りましたが、ある程度戻してきたらもう少しポジションを縮小しようと考えています。

11/8にロングを追加してしまったFXのドルポジションは、累計スワップで損失をカバーしつつポジションを半減させました。

今月の投資予定は、海外ETFへの追加投資のタイミング選択と、各投資信託の自動積立、それに海外ETF分配金の再投資です。楽天証券では投信スーパーステーションがオープンして、1円単位で投資できる投信が大幅に拡充されました。PRUマーケットパフォーマーシリーズもすべて取り扱われるようになったので、今後の分配金は三井住友・グローバル好配当株式オープン(世界の豆の木)からPRUの投信に変更していこうと思います。

2007年11月19日

EAFEインデックスの数少ない欠点

海外ETFを利用した世界株式への投資を考えるときに、なくてはならない存在なのがEFAです。米国以外の先進国を幅広くカバーしていて、SPY(またはIVV)とEFAを同額購入していれば、それだけで先進国をだいたい網羅できる優れもののETFです。

ただし、EFAが対象にしているEAFEインデックスにも欠点がないわけではありません。よく言われるのは、EAFEの構成上、かなりの割合で日本株式も投資対象に含まれることです。国内株式については1306などのTOPIX連動型ETFのほうが、国内投資家にとっては低コストです。

また、EAFEではカナダが対象外になっていますが、こちらの影響も無視できないレベルになっているようです。

MSCI Barraのサイト(ADDITIONAL TERMS OF USEへの同意が必要)を見てみると、EAFE+CANADAはEAFEに対して年初来で1.2%以上アウトパフォームしています。もちろん為替(米ドル安カナダドル高)や資源価格高騰の影響もあるわけですが、ここまでインデックス全体への影響が大きいとは思っていませんでした。

ついでにEAFE ex JAPANのほうを見てみると、こちらはEAFEを4%近くアウトパフォームしています。日本株安の影響も大きいですね。

というわけで、東証や大証で海外ETFを充実させるなら、ぜひ「カナダ株インデックス連動ETF」もしくは「EAFE+CANADA ex JAPAN ETF」を上場してもらえないものでしょうか?

イー・トレード証券の「スゴ6」ってどうよ?

ラインアップはかなり充実しているものの、魅力的な投資信託は少ないと思っていたイー・トレード証券の投資信託ですが、バランスファンドの「住信-SBI資産設計オープン(スゴ6)」と、それを構成する6種類のインデックスファンドが新規設定されます。

イー・トレード証券の告知ページ

SBI資産設計オープン(スゴ6)が発売!(本音の資産運用セミナー)

スゴ6は国内・海外の株式・債券・REITに投資するファンドで、手数料はノーロード、信託報酬も年率0.714%とかなり良心的な設定です。個別のファンド6種類も同時に設定されていますが、こちらは積立買付サービスには対応していません。このあたり、自分なりのアセットアロケーションで自動積立したいという用途には不便かもしれませんが、それでも初心者からアセットアロケーションに一言あるベテランまで対応する投資商品といえるのではないでしょうか。

他のネット証券各社もインデックス投信に力を入れ始めたようで、選択の余地はだいぶ広がってきました。

イートレ・マネックス・楽天、低コストインデックスファンド新規取扱開始競争 (梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー)

現在月々の積立を投信スーパーセンターとソニーバンク銀行で行っていますが、先日書いたようにソニーバンクの積立分をイーバンク銀行のPRUシリーズに移行しようかと思っていたところです。しかし、スゴ6の各投信を使って、水瀬さんのように「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」で投資するのもいいかもしれませんね。

海外ETFへの追加投資を実施

いやはや円高ドル安が進んで大変な一週間ではありましたが、そんな中懲りずに海外ETFに追加投資を実施しました。これで予定金額の80%まで海外ETFへの投資が進みました。IVV:EFA:EEM=4:4:2で考えているのですが、EMMの好調さに比べてIVVは下落しています。今回の投資は10月と同じくIVV:EFA=3:2で追加投資することで、全体のバランスは4:4:2に戻りました。残り20%を月に5%ずつ追加投資していけば、年度内に予定の投資は終了しますが、為替はさらに円高が進む可能性もあります。ということで、追加投資も状況をみながらちまちまと続けていくことになりそうです。

2007年11月11日

ドル円110円台突入!

さらに円高が進んで、あっさり110円台に突入してしまいました。ここまでくるとドル建てではプラスの海外ETFにも含み損が発生してしまいます。金曜の夜は海外ETFに追加投資しようと指値で注文してましたが、EFAのほうはギリギリ指値まで達しませんでした。IVVのほうは引け際の急落で指値したところまで下がったんですが約定せず。こんなこともあるんですねぇ。

国内株式は様子見していたらTOPIX1500割れまできてます。為替の状況を考えると、こちらは来週も厳しい状況になりそうですね。

2007年11月08日

本格的なドル安?

昨晩の米株安に続いて、今日は朝からドル安円高でした。楽天証券とイー・トレード証券で保有している海外ETFのポジションは、キャピタルゲインが7%ほどになっているので元本割れにはなっていません。8月のサブプライムのどさくさで立てて、いまだに持っていた112円台のロングもスワップが貯まっているので大丈夫。ちょっと迷いましたが、出勤前に112.40円でさらにロングを追加してしまいました。海外ETFへの投資は、予定の75%まで進んでいますが、あと5%ぶんはすでにドルMMFで資金を確保してあります。今晩は買い時になるでしょうか?

国内株式はさらにひどい状態でしたが、こちらはほとんどポジションを解消しているので影響は軽微。けれどもこれだけ下がってくるとまた手を出したくなってきました。

イーバンク銀行ってどうよ?

ATM利用料金の有料化でなにかと話題のイーバンク銀行ですが、ちょうど口座の開設を検討していたところでした。というのも、ソニー銀行で不満に思っている点が解決できるのでは、と思ったからです。

不満その1)投資信託の販売手数料
ソニー銀行だと中央三井のインデックスファンドシリーズでも1.05%の販売手数料がかかる。イーバンク銀行だとPRUのマーケットパフォーマーシリーズがノーロード。

不満その2)銀行や証券会社との送金時の振込み手数料
証券会社であれば即時入金サービスもあるし、銀行への送金も(登録口座はひとつだけですが)振込み手数料は無料が常識。しかしソニー銀行は銀行ゆえか、こうしたサービスはありません。イーバンク銀行から手数料なしで入金できる証券会社は多いので、ネット証券に口座を開いて、そこの登録口座をイーバンク銀行にしてしまえば、振込み手数料なしで各社の口座間で資金が動かせそうです。

もうひとつ、いまだにイー・トレード証券でF/Xを利用していますが、海外ETF購入のための現引き作業が終わったら、低レバロングのような用途には「くりっく365」を利用したほうが税制面も有利です。イーバンク銀行でも「くりっく365」を利用したF/Xのサービスが始まるとのことなので、口座開設の手続きをしてみようかと思います。

キャピタル世界株式ファンドを買ってみた

野村證券に口座を作ってありますが、店舗の口座なので国内株式の手数料は高いし、投資信託はたくさんあっても手数料が高いものばかりだし、海外ETFを含む外国株式は取り扱っていても店頭だけで面倒だし税制面で唯一使えそうなボンド・セレクト・トラストも為替の手数料やら考えるとなんだかなぁ、ということで、MRFにいくらか残して完全放置状態になっております。残高が多かったときはセールスの電話とかもかかってきましたが、最近はときどき郵送で案内があるだけ、という状態になっていました。そのうちほっとダイレクトのほうに口座は移そうと思ってます。

キャピタルの新ファンドについても、立派な案内資料が送られてきましたが、新規設定ファンドゆえ過去の実績は掲載されてないし(代表的なインデックスの数値で代用)、投資対象企業も国別の比率もわからない、という状態です。このあたりは「ホンネの資産運用セミナー」さんで指摘されているとおり、投資用の説明資料としては疑問が残ります。

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2007年10月29日

10月分の海外ETF投資

円高と海外株安の動向にあわせて、今月分の海外ETF投資を実施しました。まず19日にFXでドルのロングポジションを立てたものの、週が明けてみたらそこからさらに1円も円高になってました。あまりいい方法ではないと自覚しているのですが、19日に立てたポジションはナンピンしたポジションとあわせて同値で撤退して、あらためて113.89円のポジションを立てて現引きしました。

IVV:EFA:EEMの比率は4:4:2にしようとしているのですが、EEMの価格上昇で比率が崩れてきているので、今回はEEMの追加投資はなし。ドル安傾向から比率が下がっているIVVを多めにしてIVV:EFA=3:2で追加しました。

海外ETFの購入方法は単純で、だいたい寄付きから2時間ぐらい様子を見て、あとは低めに指値を入れて寝てしまう、というのがいつものパターンです。今回は、EFAについてはすんなり約定したものの、IVVは指値が低すぎて約定できず。火曜も約定できなかったので、水曜は指値を150.80ドルまで上げて約定しましたが、ザラ場の安値は149ドル台前半まであったわけで、まだまだガマンが足りないようです。

その後は週末にかけてマイクロソフトの好決算やら来週の利下げ期待やらで株価も戻ってしまいましたから、まあまあいいところで買えたのかもしれません。

2007年10月20日

国内株式ポジション(ほとんど)解消

10月に入ってから国内株式の株価も少しずつ回復していましたが、この先さらに円高+株安になるかもと考えて、個別銘柄で投資していた国内株式ポジションを9割がた解消してしまいました。

優待や配当狙いの銘柄は少し残しましたが、残りはTOPIX ETF(1306)も含めて月曜寄りで成り行きで売り。日経平均・TOPIXとも今週は予想通り下げましたが、冷静に計算してみたら金曜の引けで売ったとしてもそれほど金額は変わってなかったりします。ヤフーまで売るんじゃなかったなぁ、と思いつつ、4月から始めた国内株式ポジションを総括してみると、ひとケタ%のマイナスです。予想外の下方修正で損切りばかりしてたような気がしますが、個別株投資は控えてFXでのドル現引きと海外ETFへの追加投資にしばらく集中しようと思います。

2007年10月15日

海外ETF分配金の再投資

10月に入って、IVVの分配金がありました。現在イー・トレード証券と楽天証券で海外ETF投資をしていますが、前者はドル建てのまま、後者は円に転換されて入金されてきます。イー・トレード証券に割り当てている部分は、まだ予定の金額まで達していないので、そのままドルMMFに入れて今後の追加投資に備えることにしました。

どうしようか、と悩んだのは楽天証券の分です。円建てになったものをすぐにドル転してドルMMF、というのもなんか芸がない感じですし、楽天証券の口座については予定の金額をすべて投資してしまったので、いまのところ資金の追加予定もありません。

そこで、円建ての投資信託の購入を検討してみることにしました。外国株式や外国債券に投資する投資信託の場合は、結局運用側でドル転されるわけですから、ドルMMFを購入するのと違いはなくて、単純に気分的なものです。

投資対象として検討したのはノーロードの投資信託です。真っ先に考えたステート・ストリート外国株式インデックス・オープンは、残念ながら1万口単位でしか購入できないので、端数は解消できません。そこで円単位で購入できる投資信託に絞り込んで探してみましたが、いまさら中国株や日本株はあまり気乗りがしないし、かといって毎月分配のグロソブというのもないだろう、と意外に悩ましいです。

結局投資対象に選んだのは三井住友・グローバル好配当株式オープン(世界の豆の木)です。信託報酬は年率1.365%とSS外国株式インデックスと比べるとやや高いですが、過去数年のパフォーマンスを見ると、インデックスをやや上回っています。ただ、これはオーストラリアやニュージーランドへの投資割合が大きく、その分米国株式の比率が低いことが原因のようで、今後とも続くとは限りませんが。

2007年10月01日

9月の投資状況

下落局面が続いたら海外ETFをさらに買い増すつもりで挑みましたが、結果的には9月上旬にちょっと追加できただけでした。そうこうしているうちにダウは14,000の最高値更新が見えてきて、海外株式はサブプライムショックからすっかり回復しているように見えます。ただし、為替の状況は円以外に対してドル安が続いていますから、株式が強くなったというよりも、ドルの価値が下がっただけなのかもしれませんが、IVVとEFA、それにEEMに分散投資していれば、為替リスクはほとんど気になりません。ドル円レートも落ち着いてきて、円建てでも含み益ができました。

その半面で、勢いがつかないのが国内株式です。こちらはサブプライム問題から立ち直らないどころか、個別銘柄で投資していたIHIのおかげで、さらに含み損が拡大してしまいました。いっそ国内株式については全部投げたくなってきたこのごろです。

2007年09月03日

8月の投資状況まとめ

結局8月の海外ETF追加投資はここまでとなりました。損益状況は、ドルベースでは元本を回復しましたが、円建てでは若干のマイナスとなりました。といっても為替・株価ともボラティリティの高い状況なので、この先どうなるかはわかりませんが、荒れた市場動向を考えればまずまずの追加投資ができたと思います。ただし、イー・トレードで現引きした際に、建て玉(116円台)と現引きの時のレート(112円台)の差で、海外株式で為替差益、FX側が為替差損が発生した状態になっています。この影響を考えると、だいたい3%ぐらいのマイナスといったところでしょうか。

FXのほうはあいかわらず112円台のロングを抱えて含み益が発生していますが、現引き時の為替差損とあわせると損益トントンといった状況です。

予想以上に損失が大きかったのが国内株式です。海外ETFのほうが投資金額が大きくなったのと、為替の動向に気をとられていたため、ナンピンも損切りもリバウンド狙いもできずにほうっておいたおかげで、投資割合としては少ないのにもかかわらず、8%ほどのマイナスとなり、金額としては海外ETFよりも大きくなってしまいました。10銘柄程度では、下方修正などの悪材料が出たときの影響が大きすぎて、十分な分散投資にならないようです。それ以前に銘柄選択のセンス、という問題もありますが。

国内株式については、
・参院選での与党過半数割れによる改革の減速不安
・改善されない高PER・低ROE体質
・親子上場の解消どころか持ち合い復活もありそう
といったネガティブ材料があります。

ここ数年の上昇トレンドが継続的なものなのか、それとも単なる景気循環局面なのか、もし後者だとしたら、投資対象の資産クラスとして適切かどうかも考えなければなりませんね。

2007年08月28日

いったん様子見モード

為替と株価の変動は、嵐のような第一波は収まったようです。その間FXで損切りしたり立て直したり現引きしたり1円ぐらいの差額でちょっとだけ損を回収したり、さらに海外ETFを買い増したり、と大変な期間でした。

ここまでのところまとめてみると、海外ETFへの投資では、8/17にかなり追加できたので、ドルベースではなんとかトントンといったところまで回復しました。FXではドル転をした後にまだ112円台のロングを少し残せたので、しばらくはスワップをもらいながら様子を見ようと思います。

目標としているポートフォリオまでの進捗状況は、60%ぐらいまできましたが、不動産を中心に米国経済の先行きはまだ不透明なようなので、元のペースに戻って追加投資していこうと思います。

2007年08月16日

イー・トレード証券がFXのスワップポイントを大幅変更

イー・トレード証券のFXは、海外ETF購入のためのドル現引き用には便利なのですが、スワップポイントが他のFX事業者と比較して著しく不利なのが欠点でした。ところが手数料の低下に続いてとうとう他社並みのスワップポイントに変更されることになったようです。

8/27(月)適用分よりスワップポイントを大幅に変更いたします!

これで、高金利通貨の低レバロング、といった用途にも安心して使えるようになりますね。税金の面では注意が必要ですが、とりあえずはFX専業の他社に口座を開設しなくても、十分実用になりそうです。

8月前半の投資状況

7月末の円高・株安状況から、8月かけて海外ETFを買い進めていきました。が、タイミングとしてはまだ早かったのか、買うほどに下がっていきます。予定の半分(金融資産全体の40%)まで買い進めたところでいったん休んで、FXをいじりながら様子を見ていました。

119円でロングしたポジションを、ボラティリティを利用して損失を抑えつつ118円に下げ、さらに116円台まで買い下がったところで、115円台で横ばいになったと思ったら、いきなり113円台へのナイアガラがきました。とりあえず成り行きでロングを追加しましたが、リスク許容度を考えるとそろそろFXいじりも終わりかな、と思いました。

ちょうど夏休みをとっているところなので、海外市場の動向を見つつ、海外ETFへの投資予定を早めます。

2007年07月29日

はじめてのFX

イー・トレード証券での海外ETF購入に備えて、FXを利用したドル転をやってみました。為替取引では片道25銭のスプレッドがかかりますが、FXならスプレッドは片道3銭+手数料300円。1万ドルの為替取引だったら、為替コストは1/4以下になります。

スプレッドの差もさることながら、為替取引では、適用レートがわからない状態で注文しなければなりませんが、FXなら指値注文も可能なので、適用レートがいくらになるかを心配する必要もありません。イー・トレード証券の場合は、FX取引で現引きしたドルは米国株式&米ドルMMFの外貨預り金に反映されます。

これだけ簡単に為替コストを下げられるのなら、もっと早くやっておけばよかった、というのが感想ですが、調子に乗って必要以上にドルロングのポジションも追加してしまいました。チキンなので、ハイレバで外貨ショートなんてのはとてもできませんが、こうした誘惑に耐えられるかどうかも注意しなければいけないかもしれません。

海外ETFの追加投資

海外ETFへの追加投資の機会をうかがってましたが、27日の状況をみて、これまでの投資金額と同じだけ追加購入してしまいました。平均購入金額は下がりましたが、引け近くの急落で、さっそく含み損は拡大してます。

4月に考えた当初の目論見では、
・最終的には金融資産の80%を世界株式ポートフォリオにしたい
・円安・株高状況なので、この時期にいっきに資産移行するのは避けたい
・かといって、最適な投資タイミングはわからないので、2年で移行するのを目処に、毎月購入を開始
・その間でも、もしチャンスと思えるタイミングがあれば追加投資
というものでした。

今回の追加で、80%の目標のうち25%まで買い進めたことになりますが、この先どうなることやら。

2007年07月27日

ドル安株安キターッ!

ダウは終値で前日比300ドル以上の下落、ドル円も1ドル118円を割り込みそうなところまできました。投資済みの海外ETFは(昨日のEEMも含めて)あっさり元本割れ。1日待ってればねぇ。

この機会に、ドル転のため、イー・トレード証券でFXを利用してみました。株価はどのあたりで下げ止まるかわかりませんが、為替は今年3月末ぐらいの水準までドル安になっているので、追加投資の機会をうかがいたいと思います。

2007年07月26日

はじめてのEEM

ドル円は一時120円割れ。一気に円高シフトが進んだら追加投資できるように、夜更かししてみました。

4月下旬から楽天証券で毎月1回ペースで購入してきた海外ETF(IVVとEFA)は、為替差益とMMFの金利がほとんどなくなりましたが、ちょっとだけキャピタルゲインが残っていて、円ベースでも元本割れ寸前のところで踏みとどまってます。

何もしないのもどうかと思って、IVVとEFAの4分の1相当の金額でEEMを追加購入しました。これでIVV:EFA:EEMの比率は、だいたい4:4:1になりました。

2007年07月25日

1ドル120円割れへ?

参議院選挙の与党過半数割れは置いといて、サブプライム懸念に日銀利上げ、円キャリーの巻き戻しと材料には事欠かないわけですが、ドル円は今朝一時120.2円割れまでいったようです。海外ETFもIVV、EFAだけでなくEEMも下げてます。

さて、追加投資のチャンスか元本割れの危機か、微妙な状況になってきました。

投信スーパーセンターでのドルコスト投資状況

前にも書きましたが、『みんなの投資』の月5万円コースを参考に、投信スーパーセンターでドルコスト投資を続けていますが、7月分が(当たり前ですが)約定してました。最初のうちは、3本の投信を毎月同じ日に買い付けるように設定していたのですが、国内株式は米国市場の影響が強いようなので、海外株式・海外債券の翌日に国内株式ファンドを買い付けるように設定してます。他の販売会社では定期買い付けに対応していても、日付までは設定できないことが多いですが、こうしたちょっとした設定ができるところがうれしかったりします。それがリターンに結びつくとは限らないですけどね。

2007年07月24日

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(3)

セゾン資産形成の達人ファンドもノーロードで、信託報酬は0.567%となっています。ただし、セゾン・バンガードと同じくファンドオブファンズ形式で、さわかみファンドとバンガードのジャパン・ストック・インデックス・ファンドに50%ずつ投資するされます。設定当初は上記2ファンドへの投資ですが、今後は海外株式ファンドへの追加投資も検討されているようです。

元ファンドの運用コストがかかってくるので、国内株式インデックス・ファンドより信託報酬が高め(目論見書には明記されていませんが、バンガードが0.50%、さわかみが1.05%なので信託報酬と合計すると1.3%程度でしょうか)になってしまいますが、セゾン・バンガードと同様に1万円以下(5,000円以下1,000円単位)の積み立てが可能です。例えばセゾン・バンガードを1万円、セゾン資産形成の達人を5,000円という積み立てだったら、合計の運用コストは年間1%以下となり、十分低コストといえそうです。単独の国内株式ファンドとしては、信託報酬の面でそれほど魅力を感じていなかったのですが、こういった使い方が隠されていたわけですね。

月額1万5,000円の積立でも、仮に6%のリターンで積み立てるとしたら、30年後には1,500万円を越えます。月額3万円以下の積み立て用としては、マネックス資産設計ファンド(育成型)という選択肢もありますが、低コストのバランス型ファンドが増えてきたのはいいことですね。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとセゾン資産形成の達人ファンドを2:1で組み合わせた場合、アセットアロケーションは、

国内株式 37.33%
国内債券 6.00%
海外株式 29.33%
海外債券 27.33%

となります。前のエントリーのグラフ(3)では、個人向け国債を想定してリスクフリーレートを1%に設定しましたが、資本市場線(無リスク資産のリターンとポートフォリオのリスク・リターンを結んだ直線)は、効率的フロンティアとの接線にかなり近似しています。つまり、この2ファンドと個人向け国債を組み合わせれば、効率的フロンティアと無リスク資産の接線ポートフォリオに近い高度な運用で、リスク・リターンをコントロールすることが、数万円といった少額から可能になってくるのではないでしょうか。

例えば、2ファンドの合計で1万5,000円と、個人向け国債1万円を組み合わせた場合、
リスク 6.58%
リターン 3.44%
というミドルリスク・ミドルリターンに抑えられることになります(グラフ上の▲のポイント)。

saison4.jpg

自分のような投資初心者が、たかだか2万5,000円の投資を現代ポートフォリオ理論で検証するのもなんだか可笑しいですが、すごい時代になったものです。投資する前から目論見書だけで勉強させてもらって、十分元が取れた気分です。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(2)

さっそく、タロットさんの効率的フロンティア計算シートで、企業年金連合会のリターン・リスク・相関係数を使って検証してみました。

(1)セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
リターン 4.60%
リスク 12.12%

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企業年金連合会のリスク・リターンを前提にすると、もう少し改善の余地があるかもしれません。ただし、企業年金連合会では海外債券について為替ヘッジありを前提にしているようで、期待リターンは2.5%と低めです。海外債券の期待リターンを4%程度にすれば、それほど見劣りはしません。

(2)同金額の国内株式ファンドと組み合わせる
効率的フロンティアに近づけるために、国内株式ファンドとの組み合わせを検討します。
とりあえず、国内株式ファンドと同金額の組み合わせを見てみます。
リターン 5.30%
リスク 12.39%

saison2.jpg

かなりリターンは改善されましたが、ちょっとリスクが高めですね。

(3)セゾン:国内株式を2:1で組み合わせる
国内株式をセゾンの半分程度にすると、もっと効率的フロンティアに近くなります。
リターン 5.07%
リスク 10.96%

saison3.jpg

月額3万円の積み立てだったら、国内株式・海外株式・海外債券のインデックス・ファンドを各1万円ずつ、という投資が可能ですが、セゾン・バンガードと国内株式を2:1の比率で、となると、国内株式で1万円以下の積み立てが可能なファンドがないと、月額3万円以下になりません。そんな都合のいいファンドがあるのか? というと、ありました。それがセゾン資産形成の達人ファンドです。

次のエントリーで、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと、セゾン資産形成の達人ファンドの組み合わせについて検討してみます。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(1)

セゾン投信に口座開設の資料請求をしたら、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの目論見書が一緒に送られてきたので週末じっくり読んでみました。

アセットアロケーションは、

U.S.500・ストック・インデックス・ファンド(S&P500に連動) 約24%
ヨーロピアン・ストック・インデックス・ファンド(MSCI Europe Indexに連動) 約16%
ジャパン・ストック・インデックス・ファンド(MSCI Japan Indexに連動) 約6%
エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド(MSCI Emerging Markets Indexに連動) 約4%

U.S.ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド 20%
ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド 約21%
ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド 約9%

となっています。株式と債券の割合を50:50にしたうえで、それぞれグローバルな時価総額比率で割り当てた感じでしょうか。エマージング株式にも投資している点がポイント高いです。一方で、国内・海外リートへの投資はなし。

販売手数料はノーロード、信託報酬は年0.4935%ですが、ファンドオブファンズ形式なので、投資先となるバンガードの各ファンドの運用管理手数料がかかってきます。しかし、バンガード側のコストは当ファンド用にディスカウントされているそうで、これを含めても年間コストは0.78%程度になる見込みとのことで、グローバルバランス型としては、かなり低コストなファンドです。また、定額積立だと、月々1万円以下(5,000円以上1,000円単位)で積み立てられるのも特徴といえるかもしれません。

ひとつ気になったのは、世界株式と世界債券だけの2資産ポートフォリオで、50:50という比率を考えると、国内株式・国内債券・海外株式・海外債券の4資産ポートフォリオと比較すると、最適なリスク・リターンにならないのではないか、という点です。

次のエントリーで、セゾン・グローバルバランスファンドのリスク・リターンを見てみることにします。

2007年07月21日

7月分の海外ETF投資を実施

4月からIVVとEFAを毎月購入していますが、7月分がまだだったので楽天証券で購入しました。10株単位なので、ドルコスト平均法的に購入株数を減らすところまではいっておらず、6月までと同数の購入となりました。もう少し安く指値をできたかも、とは思うんですが、底値を拾うのは難しいですね。

国内株式取引の反省

国内株式ポジションについては、15社ほどの個別銘柄でポートフォリオを作成してみたのですが、ビギナーズラックもIHI(7013)までだったようで、東京電力(9501)とファーストリテイリング(9983)で痛い下落をくらって、全体ではTOPIX ETF(1306)を下回ってしまいました。この2社の損切りと、残りの銘柄の含み益でなんとかトントンにはなっていますが、傷口が広がらないうちに1306にシフトしようと思います。

MMFかFXか?

7/20のドル円相場は、一時120円台をつける円高傾向になりました。MMF追加のチャンスか? と思いきや、ドル転するにも楽天証券では翌営業日扱いになってしまうので、取引は見合わせました。

イー・トレード証券でFX(外国為替保証金取引)を利用すれば、取引手数料(1通貨単位300円)はかかりますが、為替よりは有利なスプレッドで取引でき、ドルを現引きしてMMFの購入にあてられる、ということで、FXの口座は開設してあったのですが、チキンなのでまだ実践したことはありません。

こういう状況では有効な取引方法だとは思いますので、そのうちチャレンジしてみようと思います。

ただし、イー・トレード証券の場合スワップ金利が他社より低いようなので、海外債券ポジションの代替にはなりそうもないのが悩ましいところです。

ダウ14,000ドル

7/19には、終値ベースでもダウ平均株価が14,000ドルを越えました。ですが、個人的にはアメリカ経済絶好調とは思えないんですよね。どちらかというと、円以外の通貨に対するドル安傾向に引きずられて、株価のほうが引き上げられている、という感じでしょうか。

2007年07月18日

今度こそ海外ETFが東証に上場?

東証が、アメリカン証券取引所との提携を発表したのは一昨年のことでした。

アメリカン証券取引所(AMEX)との提携(2005/6/2)

その後、交渉がうまくいかなかったのか提携先がNYSEに変わったのが今年の2月です。

東京証券取引所とNYSE Groupが戦略的提携に合意しました

その後も具体的な進展が何もなかったりと、期待するたびに失望してきたのですが、ようやく具体的なスケジュールが見えてきたようです。

海外の上場投資信託、東証に上場方針 年度内にも(Asahi.com, 2007/7/16)

東証、秋にも海外ETF誘致へ規則・体制整え品目拡充(NIKKEI NET, 2007/7/17)

日経の記事では「秋にも」、朝日では「年度内にも」となっていますが、よく読んでみると、海外ETFを取り扱うための規則の整備が秋または年内で、記事の内容としてはだいたい同じです。日経の記事では金融庁に遠慮したのか(あるいはこれまでの観測記事で懲りたのか)時期を明記していませんが、朝日の記事では「東京証券取引所は今年度中に、海外の上場投資信託(ETF)を上場させる方針を固めた」と明記されています。

いささか待ちくたびれた感じではありますが、東証に上場されれば取引コストも国内株式並みに下げられるでしょうから、期待したいところです。

下記のエントリーを参考にさせていただきました。
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
ホンネの資産運用セミナー


金ETFが8/10に大証上場

今日はETFネタが多いです。大阪証券取引所が、野村アセットマネジメントが運用する金ETFの上場を正式発表しました。

大証、金価格連動の投信を8月上場(NIKKEI NET,2007/7/17)

金ETFの上場に関しては、東証が上場を断念したニュースが流れたばかりです。

金連動型ETF見送り 東証(フジサンケイビジネスアイ,2007/7/2)

これだけだと大証グッジョブ、東証の面目丸つぶれ、といったところですが、背景には規制当局の思惑もあるのかもしれません。

下記のエントリーを参考にさせていただきました。

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
ホンネの資産運用セミナー

米国以外の世界債券ETF

VMaxさんのブログで興味深い記事がありました。

US除く世界国債およびTIPSのETF

株式であれば、SPYとEFAで先進各国の大型株ほとんどをカバーできますが、債券となるとインデックスへの分散投資はETFではカバーできず、投資信託や税制上複利での運用には不利な商品(MMFやF/X)で代替するしかない状況でした。こうした商品が出てくるのが米国市場の進んでいるところかもしれません。楽天証券やイー・トレード証券で取り扱ってくれれば、世界債券へのインデックス投資が飛躍的に簡単になりますね。商品や不動産、あるいはエマージング投資と違って、ポートフォリオの核になる部分なので、期待したいところです。

2007年07月16日

ソニー銀行の活用法

1年前には、海外株式インデックスファンドを購入するにはソニー銀行がほとんど唯一の選択肢でした。しかし、実際に投資を始める段階では、ノーロードの年金積立シリーズを揃えた投信スーパーセンターのほうが魅力的なサービスになってましたので、月々の定額積み立てにはこちらを活用しています。

ソニー銀行のほうは、口座開設をしてみたものの、いまひとつ有効な使い方が見つけられない状態になっています。個人的に感じているデメリットを整理してみると、

・日本株式・海外株式・海外債券でノーロードの投資信託がない
・外貨預金などのサービスは使いそうもない(MMFがあるし)
・他の銀行や証券口座への入出金に振込手数料がかかる

総合的には、ネット証券と都市銀行の中間というか、両方のデメリットを備えた状態になってしまっています。

入出金については、証券会社と都市銀行の間は振込手数料がかからないケースが多いですが、銀行同士では他行あての手数料がかかってしまいます。唯一の裏技(?)としてはセブン銀行のATM利用という手があります。ソニー銀行の場合はセブン銀行のATMでは入出金とも手数料がかからないので、同様にセブン銀行での手数料がかからない都銀系のサービスを利用してコンビニで入出金する、という方法です。このネット全盛時代になんともアナクロな利用法ですが。

キャッシュポジションの一部を使って、試しに中央三井の3ファンド(外国株式・外国債券・日本株式)をそれぞれ月1万円ずつ購入し始めてみましたが、資産形成の核にはなりそうもありません。中央三井のインデックスシリーズがノーロードになってくれれば、魅力は回復すると思うのですが、銀行系では難しいのでしょうか?

というわけで、セゾン投信への乗換えを検討することにしました。

米国株式に警戒信号?

先週はダウもS&P500も史上最高値水準でしたが、さすがに弱気なニュースも出てきました。

米株式相場は5-10%下落も-オプション市場が警戒信号

さて、追加投入のチャンスになりますかね?

2007年07月15日

海外ETFの分配金課税

楽天証券の残高を見たら円MRFの金額が微妙に増えてました。何だろうと思って確認してみると、iShares S&P 500 Index Fund (IVV)の分配金で、ほどなく明細のハガキも送られてきました。

あんまり気にしていなかったんですが、3カ月に1回分配があるそうで、今回は1株あたり0.66675ドル。税金の扱いですが、ドルベースの分配金に対して10%が源泉徴収され、さらに円転換されたあとで10%源泉徴収されています。はて、このあたりの扱いはどうなっているのかと思ってぐぐってみたら、すばらしいブログがありました。

『海外ETF投資の配当金と税金』VMaxの投資のブログ

どうやら自分の場合も、確定申告するよりそのまま源泉徴収ですませたほうがいいようです。

2007年07月12日

ドルMMFに追加資金投入

1ドル123円を越える円安状況から、たった1日で2円以上円高ドル安になりました。さすがに1ドル120円を切るところまでは望めそうにないので、121円台で海外ETF購入用のドル資金を手配しました。これで9月購入分まではドル転を終了しましたが、調達時の平均レートは1ドル120円を越えてしまったかもしれません。

ドル円のチャートを見るとまさにナイアガラでした。S&P500に連動するIVVの含み益も、ドルベースで1%まで減ってしまいましたが、EFAのほうは(あたりまえですが)ドル安の影響も限定され、今回のドル安でも海外ETFへの投資では元本割れにならずに済みました。

個別銘柄で投資している国内株式ポートフォリオも、円高株安の影響を受けましたが、こちらはたまたまIHI(7013)を買っていたため、元本割れすることもなく、TOPIXを1%だけアウトパフォームしてます。まさにビギナーズラック。国内株式用の資金に若干キャッシュが残っていたので、東京電力(9501)を1単位だけ追加しました。

2007年07月03日

最近3ヶ月の運用成績

4月から運用を始めて3ヶ月たったので、これまでの状況をまとめてみました。計画しているポートフォリオのうち、これまで積極運用にまわせたのは全体の3分の1ほどです。

■投信スーパーセンターで投資信託運用
ニッセイTOPIXオープンと年金積立インデックスファンド海外債券(ヘッジなし)、年金積立インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)で運用しています。「みんなの投資」月5万円コースを参考に、積み立て(国内株式:海外債券:海外株式=2:2:1)を4月から開始したほか、初期金額として500万円を5月中旬に投入しました(比率は同じ)。たまたまタイミングがよかったのか、これまで元本割れもなく、3ヶ月で2.2%の上昇となっています。

■イー・トレード証券で国内株式運用
国内株式については、TOPIX連動型上場投資信託(1306)のパフォーマンスを目標に、個別銘柄での運用を始めました。投資開始日に1単位購入した1306が、1.87%の上昇(手数料込み)なのに対し、全体の合計(1306とキャッシュも含む)は2.62%の上昇と、ほんの少しだけインデックスを上回ることができました。このまま順調に行けばいいですが、インデックスに負けるようなら個別株式の運用はあきらめて、1306に切り替える予定です。

■楽天証券で海外ETF
運用対象のメインとして考えているのは、海外ETFによる世界市場ポートフォリオです。しかし、投資を始めたのは4月の下旬になってからで、4月上旬の上昇には乗り遅れ、さらに円安・株高と、一括で投資するには微妙な状況です。しかし、適切なタイミングは誰にもわからないので、そのまま継続すれば2年間ぐらいでポートフォリオが完成するように、月1回ずつIVVとEFAの購入を始めました。結果としては、投資金額に対して約4%の上昇となりましたが、このうちの2.6%は円安方向で推移した為替とMMFの金利によるものです。イー・トレード証券でも海外ETFの取り扱いが始まりましたが、楽天証券の取扱銘柄の多さは魅力がありますので、システムの安定状況なども含めて総合的に判断して、どちらをメインにするか決めようと思います。

■企業型確定拠出年金の運用状況
昨年7月から運用を始めた企業型確定拠出年金(401K)ですが、こちらも運用開始から約1年が経過しました。当初の比率(国内株式:海外債券:海外株式=2:2:1)から3月にリバランス(国内株式:海外債券:海外株式=1:1:1)し、月次の拠出金額もそれにあわせて変更しました。こちらのほうは、過去1年間の運用成績をExcelのRATE関数で計算すると14.2%になりました。

全体として、最初の3ヶ月はまあまあ順調に進んでいますが、ドルコスト的な定額投資を継続するか、タイミングを見て一括投資するかは微妙な判断になりそうです。当面は、定額投資を継続しながら、為替の状況によってドルMMFを追加し、国内株式:海外株式:海外債券=1:1:1に近い配分にしようと思っています。

2007年06月19日

イー・トレード証券が海外ETFの取り扱いを正式発表

日経新聞でも報道されていたそうですが、ようやくイー・トレード証券も海外ETFの取り扱い開始を正式発表しました。

海外ETFの取扱い開始のお知らせ

今日から注文が可能になっているので早速画面を見てみましたが、多機能チャートも使えてなかなか使いやすそうです。これまで楽天証券で海外ETFを購入するときには、Yahoo.comのチャートを見ながらだったので、これは便利かも。また、ポートフォリオが使えるので損益管理もやりやすそうです。取り扱い手数料が楽天証券よりも安い点や、配当がドル建てなのもさることながら、こういった機能の充実もうれしいところです。

まだ外国株式の口座開設が済んでいないのと、1ドル120円以下で確保しておいた手持ち資金が残り少ないので、実際の取引はもう少し先になりそうですが、海外ETFの投資環境がますます充実してきたようです。

下記のエントリーにTBさせていただきました。
イートレ、海外ETF取扱開始を正式発表!
海外ETF販売開始をイートレードが正式発表

2007年06月15日

とある厚生年金基金のアセット・アロケーション

次に見てみたのは、現在加入している厚生年金基金のアセット・アロケーションです。現在の政策アセットミックスは06年度末に見直されたものです。

国内債券 16%
国内株式 19%
外国債券 31.29%
外国株式 18.71%
短期資産 5%
オルタナティブ資産 15%

外国債券と外国株式の合計が50%あるのと、オルタナティブ資産の割合が高いのが特徴でしょうか。年金積立金管理運用独立行政法人や企業年金連合会と比べると、かなりハイリスクなアセット・アロケーションに見えます。05年度のリターンは+19.32%もあって驚いたのですが、06年度は+4.95%と、意外に低いです。

各アセットクラスの実績を確認してみると、最も割合の大きな外国債券クラスが-0.81%で、どうやら為替ヘッジをしているようです。気になるオルタナティブ資産のリターンも、為替とあわせて0.85%で、ほとんどリターンに貢献していません。+18.97%と好調だった外国株式の影響が、最も大きかったようです。

運用形態は、パッシブ運用とエンハンスト・インデックス運用の合計が33%ほどで、アクティブ運用が37.9%、オルタナティブ運用が15.2%と、かなりアクティブ運用に偏っています。2002年度から2005年度の実績を企業年金連合会の運用状況と比較してみると、同じくらいかやや劣る結果だったので、手数料負けになっていないか加入者としては心配になってしまいます。

企業年金連合会のアセット・アロケーション

続いて、厚生年金基金の連合体である企業年金連合会の政策アセット・ミックスを見てみます。企業年金連合会のサイトでは各アセットクラスの期待リターンとリスク、それに相関係数を公開しているのがポイント高いです。

企業年金連合会 政策アセットミックスによると、

国内債券 37%
国内株式 33%
外国債券 7%
外国株式 23%

という配分で、期待収益率4.32%、標準偏差9.17%となっています。円:外貨が7:3というのが標準的なポートフォリオということでしょうか。

また、統計情報として各アセットクラスのベンチマーク収益率も公開されています。

リンク
企業年金連合会
ベンチマーク収益率

年金積立金管理運用独立行政法人のアセット・アロケーション

世間では社保庁による年金記録紛失の問題が真っ盛りですが、たまたまブルームバーグを見ていたら年金積立金管理運用独立行政法人の理事長がインタビューされておりました。そこで触れられていたのが、年金積立金の政策アセットミックス、要するにアセット・アロケーションです。

平成20年度末の目標は、

国内債券 67%
国内株式 11%
外国債券 8%
外国株式 9%
短期資産 5%

となっています。

年金資産の場合は大きなリスクは取れないでしょうから、短期資産5%のほかは、ざっくり国内債券7割(財投債の比率が高いのが気になりますが)、国内株式、海外株式、海外債券が各1割といった構成でしょう。ブルームバーグのインタビューでも、オルタナティブ資産への投資は否定してましたし、保守的なポートフォリオの代表例かもしれませんね。

ついでに年金積立金管理運用独立行政法人のサイトをざっくり見てみました。年金については、もちろん記録紛失の問題も大きいのですが、それより「これから先の少子高齢化で、本当に給付できるのか?」というのが最大の課題だと思います。

制度改定で、
(1)国庫負担を1/3から1/2に増加
(2)現在年間給付の5年分程度ある積立金を徐々に取り崩す(100年後には1年分程度に)
といった対策が行われているようですが、これだけでは不足でしょうから、
(3)あとは年金積立金の運用で何とかしろ
となるわけです。

「公的年金制度は絶対につぶれない。そのわけは‥‥」にも「給付を減らして運用で増やすから大丈夫」と書いてあります。

運用といっても保守的なポートフォリオにならざるを得ませんし、積立金はどんどん減っていくわけで、あてになりそうにはありません。ますます個人の資産運用が重要になっているようです。

リンク
年金積立金管理運用独立行政法人
年金積立金運用の資産構成割合(PDF)

2007年06月13日

楽天証券の海外ETFに債券・米国不動産ETFが追加

海外ETFではすっかり楽天証券が独走してます。矢継ぎ早のラインアップ拡充で、今回は下記の4銘柄が追加されました。

米国株式取扱銘柄(海外ETF)追加のお知らせ(楽天証券)

iSHARES LEHMAN AGGREGATE BOND (AGG)
iSHARES NASDAQ BIOTECHNOLOGY(IBB)
iSHARES DOW JONES US REAL ESTATE(IYR)
iSHARES LEHMAN TIPS BOND(TIP)
一時は見送られたかと思われた海外債券ETFですが、米国中期債とインフレ連動債のETFが登場。また、米国不動産インデックスのETFも追加されました。

米国不動産の先行きはよくわかりませんが、長期債の金利は5.25%を越えてますし、インフレ懸念から金利も上昇傾向で、中期債/インフレ連動債は注目していこうと思います。

為替動向を見てボンド・セレクト・トラストに突っ込むつもりで野村に入れていた資金も動かすかな?

下記のエントリーを参考にしました(みなさん情報早すぎ)
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
ホンネの資産運用セミナー

2007年06月10日

野村證券の「ファンドラップ」

自社株の売却代金をMRFに入れっぱなしにしていたら、野村證券の担当が「ファンドラップ」の営業をかけてきました。ホームページの商品説明を読んでも総額コストがわからないので申し込むつもりはありませんでしたが、「とにかく提案だけでも」ということなので、調査票を送り返して提案書をもらいました。

調査票の記入内容は、
・投資期間10年
・許容損失20%
・為替ヘッジなし
・オルタナティブ運用も許容
・分配金再投資
・投資顧問料は実績報酬併用制
です。

提案されたポートフォリオは、
・国内株式 26.5%
・国内債券 1%
・外国株式 7.50%
・外国債券 36%
・REIT    25%
・オルタナティブ 4%
・期待リターン4.81%
・予想リスク9.70%
というものでした。

肝心のコストのほうです。
・元ファンドの販売手数料はなし
・元ファンドの信託報酬はやや安め
ではありますが、それぞれの資産クラスの信託報酬を投資比率で加重して合計し、ファンドラップ手数料と投資顧問料を加えると、年間2%を越えてしまいます。

リスクは100%個人投資家に押し付けて、期待リターンの40%以上、あるいは顧客が損失しても総資産の2%を毎年いただく、という商品でありました。いやこれはまったく、野村證券にとってはすばらしい商品ですな。

ホンネの資産運用セミナーさんにTBさせていただきました。

2007年06月09日

イー・トレード証券の海外ETF

ホンネの資産運用セミナーで知りました。イー・トレード証券には国内株式の口座しか作っていなかったので、海外ETFの取り扱い開始に備えて外国株式と米ドルMMFの口座開設手続きをしました。

2007年06月07日

証券大手5社だけで年間5,100億円の手数料収入

気になる記事が2本ほど

主要証券5社の手数料収入、投信関連が株式上回る

東証参加証券110社の前期、純利益が半減

株取引は手数料の安いネット証券の利用が当たり前になったわけですが、それに代わって投資信託の販売手数料と信託報酬が、大手証券の収益の柱になっているようで。

しかし、大手5社の合計だけで年間5,100億円ですから、銀行や郵便局の窓口販売分も含めたら、いったいどれだけの金額になるんでしょう?

こうした手数料は長期のリターンを劇的に悪化させることになるので、それほど長続きする商売とも思えませんが。

2007年06月04日

企業型確定拠出年金(401K)の活用

『みんなの投資』を読んだ当時は、海外債券インデックスファンドはソニー銀行でしか販売していない状態でした。本当にそうなのかと思ってモーニングスターを見てみましたが、ソニー銀行以外はすべて「確定拠出年金専用」となっています。

そういえば、勤め先で確定拠出年金制度が導入されたのは知っていたものの、ログインもせずに放置したままだったので、この機会に調べてみることにしました。

確定拠出年金のメリット
・分配金に対する課税がなく、複利のメリットが最大限にいかせる
・海外株式/海外債券インデックスなど優良ファンドが充実(しかもノーロード)
・1万円以下でも複数の投資信託に分散投資が可能

デメリット(企業型の場合)
・月々の積立金額が少ないので、これだけでは十分な資産形成は不可能
・基本的に、定年までは引き出せない
・リバランスや積立内容の変更は、月1回

個人型の確定拠出年金は企業型よりも高額の積立が可能ですが、個人事業主の場合は、急に運転資金が必要になる場合を考えると、それほど高額の積立はできないと思います。その点では、制度に矛盾があるように感じますので、サラリーマンに自己拠出の追加を認めたり、個人型でも非常時には課税後に引き出せるようにするなど、制度は改善してほしいところです。

自分の確定拠出年金の話に戻りますが、うちの勤務先の場合、退職金制度をすべて適格年金にしたあとで確定拠出年金に移行したので、(年金以外に退職金が期待できる)世間の優良企業とは異なり、確定拠出年金の結果が、期待できる退職金のすべてです。

これまでの積立内容を見てみると、数年かけて行われた適格年金からの移行は終了しており、すべて定期預金になっていました(約300万円)。これと、毎月1万数千円の拠出金の配分を考えるわけです。

本来なら、まとまった金額のアロケーション変更は数回に分けて行うほうがいいのでしょうが、面倒なので一度に定期預金から投資信託に移行してしまいました(それでも満期になっていない定期預金があったりして2割ほどは翌月の変更になりましたが)。

誤算だったのは、勤務先の確定拠出年金に、外国株式のインデックスファンドがなかったことです。その代わりに、「バリュー型」となっている外国株式アクティブファンドが2種類ありましたので、モーニングスターで実績を確かめて、外国株式クラスは「朝日Nvestグローバルバリュー株オープン(Avest-E)」に投資しました。

2006年の7~8月に、国内株式:海外債券:海外株式=4:4:2で投資を始め、2007年3月末までに10%以上のリターンがありました。世界同時株安でも目立った下落はなく、十分安心できる運用状況です。

ただ、月次の積立金額が少ないので、3月にアセットアロケーションを見直して国内株式:海外債券:海外株式=1:1:1になるようにリバランスを行いました。

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