2007年06月15日

とある厚生年金基金のアセット・アロケーション

次に見てみたのは、現在加入している厚生年金基金のアセット・アロケーションです。現在の政策アセットミックスは06年度末に見直されたものです。

国内債券 16%
国内株式 19%
外国債券 31.29%
外国株式 18.71%
短期資産 5%
オルタナティブ資産 15%

外国債券と外国株式の合計が50%あるのと、オルタナティブ資産の割合が高いのが特徴でしょうか。年金積立金管理運用独立行政法人や企業年金連合会と比べると、かなりハイリスクなアセット・アロケーションに見えます。05年度のリターンは+19.32%もあって驚いたのですが、06年度は+4.95%と、意外に低いです。

各アセットクラスの実績を確認してみると、最も割合の大きな外国債券クラスが-0.81%で、どうやら為替ヘッジをしているようです。気になるオルタナティブ資産のリターンも、為替とあわせて0.85%で、ほとんどリターンに貢献していません。+18.97%と好調だった外国株式の影響が、最も大きかったようです。

運用形態は、パッシブ運用とエンハンスト・インデックス運用の合計が33%ほどで、アクティブ運用が37.9%、オルタナティブ運用が15.2%と、かなりアクティブ運用に偏っています。2002年度から2005年度の実績を企業年金連合会の運用状況と比較してみると、同じくらいかやや劣る結果だったので、手数料負けになっていないか加入者としては心配になってしまいます。

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