『みんなの投資』を読んだ当時は、海外債券インデックスファンドはソニー銀行でしか販売していない状態でした。本当にそうなのかと思ってモーニングスターを見てみましたが、ソニー銀行以外はすべて「確定拠出年金専用」となっています。
そういえば、勤め先で確定拠出年金制度が導入されたのは知っていたものの、ログインもせずに放置したままだったので、この機会に調べてみることにしました。
確定拠出年金のメリット
・分配金に対する課税がなく、複利のメリットが最大限にいかせる
・海外株式/海外債券インデックスなど優良ファンドが充実(しかもノーロード)
・1万円以下でも複数の投資信託に分散投資が可能
デメリット(企業型の場合)
・月々の積立金額が少ないので、これだけでは十分な資産形成は不可能
・基本的に、定年までは引き出せない
・リバランスや積立内容の変更は、月1回
個人型の確定拠出年金は企業型よりも高額の積立が可能ですが、個人事業主の場合は、急に運転資金が必要になる場合を考えると、それほど高額の積立はできないと思います。その点では、制度に矛盾があるように感じますので、サラリーマンに自己拠出の追加を認めたり、個人型でも非常時には課税後に引き出せるようにするなど、制度は改善してほしいところです。
自分の確定拠出年金の話に戻りますが、うちの勤務先の場合、退職金制度をすべて適格年金にしたあとで確定拠出年金に移行したので、(年金以外に退職金が期待できる)世間の優良企業とは異なり、確定拠出年金の結果が、期待できる退職金のすべてです。
これまでの積立内容を見てみると、数年かけて行われた適格年金からの移行は終了しており、すべて定期預金になっていました(約300万円)。これと、毎月1万数千円の拠出金の配分を考えるわけです。
本来なら、まとまった金額のアロケーション変更は数回に分けて行うほうがいいのでしょうが、面倒なので一度に定期預金から投資信託に移行してしまいました(それでも満期になっていない定期預金があったりして2割ほどは翌月の変更になりましたが)。
誤算だったのは、勤務先の確定拠出年金に、外国株式のインデックスファンドがなかったことです。その代わりに、「バリュー型」となっている外国株式アクティブファンドが2種類ありましたので、モーニングスターで実績を確かめて、外国株式クラスは「朝日Nvestグローバルバリュー株オープン(Avest-E)」に投資しました。
2006年の7~8月に、国内株式:海外債券:海外株式=4:4:2で投資を始め、2007年3月末までに10%以上のリターンがありました。世界同時株安でも目立った下落はなく、十分安心できる運用状況です。
ただ、月次の積立金額が少ないので、3月にアセットアロケーションを見直して国内株式:海外債券:海外株式=1:1:1になるようにリバランスを行いました。